低コスト=味気ない、という先入観を超えた「暮らしを高める家」
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『BUERA HOUSE』が目指した「徹底的に低コストの企画型注文住宅」というテーマを見て、良い言い方をすれば「シンプル」、言い換えれば「無味乾燥」なものを想像される方も多いかもしれません。
でも、実際はまったく逆で、「徹底的なコストカットを追求して、そこから生まれる経済的な余裕、余暇を徹底的に楽しむワンランク上の暮らし、という観点で、生活スタイルにとことんこだわった提案をしたい」と、私たちは考えました。これは、大げさな言い方かもしれませんが、これからの住宅産業のお手本になるプロジェクトではないかとさえ自負しています。
昔から、「人生にはお金がかかる3つのタイミングがある」といいます。それは「住まい」と「子育て」と「老後」。子育てと老後に関しては、かけるべきお金を削るとなると、色々と犠牲にしなくてはいけないことが多いものです。住まいは、どんなお金の使い方をするかによって、「子育て」や「老後」はもちろん、なにげない普段の生活の質も豊かに変えることができると、私たちは思います。