【住宅ローン】夫婦共有名義にするメリット・デメリット
こんにちは!ブエラハウスの澄川です。
家を建てるときって決めることがたくさんありますよね。
住宅ローンはどこの金融機関で借りるか、土地はどこにするか…この他にも家族で決めるべきことはたくさん!
その決めるべきことの一つに「名義を誰にするか」というものもあります。
名義とは、簡単に言うと「購入した家の登記上の持ち主は誰か」ということ。
名義を単独名義にするか、夫婦で共有名義にするか、住宅ローンを借りるうえで重要なポイントになります。
「共有名義にすれば借入額を増やせる」というメリットが代表的ですが、そのメリットばかりに目を向けて安易に共有名義にするとあとから後悔してしまうかもしれません!
そこで今日は共有名義にするメリットとデメリットをご紹介します!
「単独名義」と「共有名義」とは?
一般的に登記はお金を出した割合に基づいて「持ち分」の割合を決められます。
誰か一人が単独で住宅ローンを組み、一人の名前で登記した場合は「単独名義」、共同でお金を出し合った場合に出したお金の割合に基づいて登記すると、「共有名義」になるんです。
例えば、ご主人が単独で住宅ローンを組んだ場合はご主人一人の「単独名義」、3000万円の不動産を夫婦半分ずつ出資した場合は、持ち分2分の1ずつで登記された「共有名義」になります。
では次に、初めにお話しした共有名義のメリットとデメリットを見ていきましょう。
共有名義のメリット
メリット1:借入額が増やせる
先ほどもお伝えした通り、共有名義にすると夫婦の収入を合算することになるので住宅ローンの借入額を増やすことができるようになります。
どちらか一方の収入では手の届かなかった希望の借入額を借りることができるかもしれないんです。
予算が増えると、イメージ通り、もしくはそれ以上の家を建てられるかもしれません。
土地だって、より広い便利なところを選べるかもしれないですね。
メリット2:夫婦二人とも住宅ローン控除を受けられる
共有名義の場合、夫婦それぞれの名義で住宅ローンを組むことになるのでどちらも住宅ローン控除の対象になります。
住宅ローン控除とは毎年末の住宅ローン残高の1%が10年間所得税や住民税から減税される制度です。詳しくはこちらの記事をご覧ください!
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家を建てるときのお得な制度!「すまい給付金」と「住宅ローン控除」
夫婦が共働きの場合、夫婦それぞれの所得税や住民税から住宅ローン控除が使えるため単独名義と比べてより減税額が多くなるかもしれません。
共有名義のデメリット
デメリット1:夫婦どちらかが亡くなってもローンが残る
続いて、共有名義のデメリットとして、もし夫婦片方が亡くなったとしても片方は住宅ローンを払い続けなければならないことがあげられます。
単独名義であれば名義人が亡くなった場合団体信用生命保険(団信)によって残りの住宅ローン残債がなくなりますが、夫婦二人でローンを組む場合はもしもの時を考え注意が必要です。
しかし夫婦二人で加入する団信で、夫婦のどちらか一方が亡くなったら残りのローンの返済義務がなくなる商品もあるので一度確認してみてください。
デメリット2:退職などでローン返済の計画が狂いやすい
例えば奥さんが出産などを機に退職した場合でも、住宅ローンの支払はそのまま続きます。
退職した場合は収入が得られないため所得税が発生せず、住宅ローン控除のメリットもなくなることに。
さらに退職した奥さんの分もご主人が住宅ローンを支払うとなると、贈与税の課税対象になる可能性があります。
名義を変更するとしたら手続きや費用が必要なためとても手間が掛かることも。
したがって、共有名義の場合は退職などで予定していたローンの返済計画が狂いやすくなるんです。
共有名義を考えている場合は夫婦の今後のライフプランを話し合い、返済計画をしっかり練るようにしましょう!
まとめ
共有名義にするメリットとデメリットをご紹介しました!
共有名義は借入額が増えたり住宅ローン控除を活用できる点は魅力的ですが、万が一の場合を考えるとリスクもあるんです。
名義を決める際は、メリットとデメリット両方を踏まえて家族で話し合ってみましょう。
ちなみに、ブエラハウスでは資金計画のご相談もお受けしています。
「うちの収入や考えているライフプランでは、名義はどうするのがいいんだろう?」
と思った方はぜひ一度ブエラハウスにお越しください!
今後のライフプランに合わせて名義や資金計画を一緒に考えていきましょう。ご来店お待ちしております。
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